いつも歩く川沿いの木々
花が咲いて実がるなる大きな木
偶然にもセンダンと分かりました。
暖地の海岸沿いや山地に自生するセンダン科の落葉樹らしいです。
校庭や並木に使われることが多いようです。
日本、中国、台湾に分布しています。
初夏(5月頃)に咲く薄紫色の花
夏は緑がきれいで涼しげです。
9~10月ごろに熟すクリーム色の大きな実
枝先に鈴なりにでき、遠目からも目立つために何の木だろうといつも眺めていました。
数珠がたくさんあるように見えるため、「千珠」と呼ばれ、それが変化してセンダンとなったそうですね。
ヒヨドリなどの野鳥は好んでこれを食べますが、人間の食用とはなりません。
実を食べると嘔吐、腹痛、胃炎、呼吸停止を引き起こします。
実(苦練子)は民間薬に使われ、整腸、鎮痛、あかぎれ、ひびわれに使われ、種子は数珠になるそうです。
ドライフラワーとして使えるものを探してますが、大きい木で高すぎて実が取れず、
またシャリンバイやノバラの実のように赤や黒っぽい色、またナンキンハゼの実のように真っ白ではないので取るのも諦めました。
花の季節が楽しみです。