ベロニカ(トウテイラン)
日本の宿根草です。名前の由来は中国の洞庭湖(とうていこ)の水の色に喩えたもので、秋咲ベロニカと呼ばれ晩夏から秋に咲きます。
ベロニカ(トウテイラン)の由来を調べたら、、、
属名のVeronicaは、十字架を背負いゴルゴダの丘へと歩くイエス・キリストを憐れみ、額の汗を拭うようヴェールを差し出した聖ヴェロニカ(Saint Veronica)への献名だそうです。
ベロニカは種類が多く品種により花姿が異なりますが、、、
縦にスッキリと伸びた花穂が特徴的です。
ベロニカはフラワーアレンジメントにも使います。南フランスの田舎風にブーケにしたもの
オックスフォードブルーというベロニカは別の花と思うぐらい花姿が異なりますが、こちらもベロニカです。
ピンク色や白色のベロニカもあります。
トウテイランは茎や葉は白色の毛で覆われているため銀白色(~灰緑色)です。
なのでシルバーリーフとして使えます。
シルバーリーフはスッキリと洗練された印象をなのでエレガントな雰囲気です。
花は青色(~紫色)の小さな花が穂状に集まり総状花序をつくります。
青紫色の花とシルバーリーフとの相性はとても洗練されて美しい。素敵です。
和名 ルリトラノオ
紫色の花と、花穂が虎の尾に似ていることから「ルリトラノオ」と和名がつきましたが
「トラノオ」と名前がつく花はオオバコ科のベロニカ以外にもいくつかあります。
観葉植物のサンスベリアもトラノオです。シソ科やサクラソウ科やタデ科の花もトラノオの名前が付いているので間違いやすいです。
オオバコ科 ベロニカ属
原産:日本
草丈約30~60cm
開花時期:8月~10月