毎年1,2回 娘が創作舞踊公演に出演しています。
小学校の頃からのずっとステージママのような役目❔をしていまして、着物選びは私の役目。
毎回、演目と娘に似合う選択を楽しんでやっています。
私の実家は祖母の時代からの呉服屋でしたが娘二人、、呉服屋を継ぐ者がいなかったので父の代で閉めました。
小さな頃からお正月は振袖やウールのアンサンブルを着たりして私は着物が大好きです。
両親が亡くなった時、和ダンスにはまだまだ着ていない着物や大正時代のアンティークの着物もありました。
私は着ないで舞台を目指している娘にその着物を着て貰っています。
両親の大切な遺品もあり私が選んだ着物を文句言うこととなく喜んで着てくれているのが嬉しい💕
中には、婚礼の衣装屋さんから流れてきた中古の帯を買うこともあります。
冠婚葬祭の正式な振り袖の場合は今は「袋帯」が主流ですが日舞で袋帯よりも長くて両面同じ柄の丸帯を使いますが、呉服屋さんでは丸帯は見かけません。なので結婚披露宴で着る和装の丸帯を買っています。
今年の秋の公演は金箔金彩の深緑の振袖
金彩作家 堀省平さんの振り袖
くす玉、桜、金銀彩、金箔、、お気に入りです💗



帯は「源氏物語絵巻」を製織した西陣織の丸帯を合わす予定でしたが当日は舞台で映える別の帯にしました。
「源氏物語絵巻」の丸帯は高度な技術で絵画のような立体的な表現を可能にしています。


金プラチナ箔、この精密で重厚な華やかな帯がお気に入り❣️
袋帯でなく表裏と同じ柄の丸帯です。
長いので舞妓さんのようなだらり帯にもできます。
きっと紫式部も驚くことでしょうね😀
でもこの「源氏物語絵巻」は帯は使いませんでした。
舞台は高価なものを選ぶよりも舞台映えするものを選びます。
もっと大柄ではっきりした色の明るい帯にしました。


