娘の創作舞踊のステージ
毎年地元に帰省しての出演ですが、
今回東京で先生と一緒の出演があり
訪問着や袴を荷造り中です。
年に2〜3回、着物を数カ月前から出して演目に合わせて選び、しばらく干します。
終わった後は干したりクリーニングに出したりと着物は手間暇かかりますが
あまり苦なく楽しみながらやってます。
今回は、白い訪問着 袴を着るので裾の柄は見えませんが、、、
描かれている人物は、白い着物の上に赤やピンク、紫、金などの華やかな衣装を身につけています。
そこには鳳凰のような瑞鳥が描かれています。
手には大きく広げた扇子を持っています。
頭には特徴的な冠をかぶっていますね。
描かれている人物は、日本の伝統芸能である能楽の演目に登場する天女のようです。
このデザインは、能楽を題材とした月岡耕漁による浮世絵「能楽百番 羽衣」とよく似ているみたいです。
能楽の『羽衣』は人気のある演目で、天女が漁師から返してもらった羽衣をまとい、天へ帰っていく物語。この衣装はその美しい舞を舞う天女の姿を表現しています。
袖の鳳凰の翼のような装飾があり、これは天女が空を飛ぶための「羽衣」を表現しているようです。
また着物の白い生地には、長寿や平和を象徴する鳳凰、成長や繁栄を意味する松など日本の伝統的な吉祥文様が描かれています。
このような能の演目をモチーフにしたデザインは、舞台衣装や特別な式典用の着物、成人式などの振袖に用いられることがあります。

今回はこの訪問着に女性用の袴を着ます。
その上からピンクの水干の衣装をつけます。袴の下は半幅帯です。
半幅帯は市松模様。
文様自体は非常に古くからありさまざまな工芸品に用いられています。
娘が小学生の時代よりずっと愛用しているお気に入りのものです。普段も舞台でもよく使います。

訪問着の絵柄と今回の踊りは関係ありません。
袴なので絵柄も見えないのですけどね。
先生が歌い、ピンク色の水干の衣装をつけて巫女(踊り子)の娘が踊ります。
二曲目は
水干を脱ぎ、袴姿で立ち役(男役)で先生と一緒に踊ります。
3日間の東京。
練習→リハーサル→本番。
バタバタとした短い東京滞在になりますが楽しんできます🚅🚃
