花のある暮らし & RAPT理論

愛用の名刺盆をお嫁に

バイト先の和食のお店で小さなコマ塗りのお盆を落として割ってしまいました。

コマ塗りとは、香川県の漆器です。

私も好きで大きいのと小さいものと数枚あります。

こちらは、香川県の伝統工芸品の讃岐彫りです。

亡くなった母は讃岐彫りの彫刻師、父親は漆芸家。二人の合作の遺品です。

呉服店を経営しながら、夜は二人で作品作りに没頭していました。

残してくれた漆器が沢山ありますが、数枚をアルバイト先にお渡しする事にしました。

アルバイト先のオーナーは物をすごく大事にされます。お店で使う食器もとてもセンスのいい素敵なものばかりです。

いつも大事に使われているので私も割ってはいけないと大事に洗います。

私が愛用している漆器は私が死んでも娘たちはその価値が分からないので、

それを好きな方で大事にしてくれる方だと思って三枚プレゼントする事にしました。

この名刺盆と、コマ塗り小さなお盆、 そして、和菓子をのせる銘々皿

名刺盆とはご祝儀やお布施などをお渡しするときに使う冠婚葬祭用の小さなお盆です。

金銭の受け渡し時にも使えます。 ご祝儀袋・香典袋がのせられる大きさです。

お店で名刺を頂いたりする時は銘々皿を使うそうです。

漆器は木の温もりが感じられていいですね。

花が好きな母は季節の花々ばかり彫っていました。桔梗とか牡丹とか、、

写真の牡丹の花の机も遺品です。

彫り細かさに母の性格が現れていますね。

とても気に入って頂いて私も嬉しいですね~

私もいつか両親を超えて世界的な芸術家になりたいです。目指します‼

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